[2006年4月26日]
持続可能な世界をつくるために 〜国際理解と協力のすすめ〜
九州大異文化コミュニケーション論
[提出課題評価]〜地球規模で共に生きるアクションプラン〜
本学で受け持った「異文化コミュニケーション論」の授業で出した課題は、「地球規模で共に生きるアクションプラン」。学生が書きやすいように大きなテーマですが、具体的に貧困撲滅、紛争解決、NGO支援、国内でできる国際協力支援など、サブテーマを示しています。
提出された課題は、
「現地に根付いた国際協力」
「貧困をなくすために私たちができること」
「戦争・紛争をなくすため」
「日本の高齢化を国際貢献に結びつける」
「地球ハーモニー」
「環境問題」
「共に生きるとは」
「留学生と国への理解」
など、真剣に考えて書いてくれて唸らせてくれるものもあります。斬新なアデイアが提言されたり、すでに地元のNGOで現地を見学した学生もいまし、日常MNGOのボランティア活動に参加している学生もいます。カナダ、カンボジア、ルーマニアの留学生もいます。
卒業後の進路に国際関係を選択してくれるかはわかりません。できればこの「アクションプラン」を実現させて欲しいものです。NGOや国際機関職員でなくても、公務員であれ、企業であれ、教職であれ、地球規模で考え行動する意識が持続していればと願っています。
(→)http://blogs.yahoo.co.jp/sumi3ngos/18529170.html