[災害ボランティア講座]
〜 安心・安全のまちづくりボランティア 〜
防災・災害ボランティア
そして拡がる地球規模の災害
(地球温暖化による自然災害と技術発展に伴う人為的災害に複合多様化)
核兵器、生物化(サリン等)、爆弾テロ、人質、交通事故(航空事故含)、地震、津波、洪水、
竜巻、火災など・・・多様化・複雑化・複合化。
[1]災害救援のさまざま 〜 過去災害におけるボランテイア活動の教訓に学ぶ 〜
★ 阪神・淡路大震災のさまざまな経験から、福岡へ
★ 福岡県総合防災訓練における「現地ボランテイアセンター設置運営訓練」など
★ 福岡水害の教訓:局地的災害と、災害救援のボランティアの動員と対策
★ 新潟県中越地震:豪雪、農山間地の災害と阪神大震災の教訓が生かせたか
★ スマトラ沖地震・インド洋大津波
★ パキスタン地震:国際的巨大地震災害の被害、救援、その後
[2]福岡県西方沖地震の事例からの教訓
★ 地震直後の対応それぞれに 「ご近所の底力」自主防災会、自治協議会
★ 全島避難の九電体育館での災害ボランティアセンター設置
★ ボランティアへの情報共有のネットワークの欠如
★ 日常的な研修・訓練から連携・協働の必要性
[3] 災害図上訓練(DIG:Disaster Imagination Game)
「○○○町を襲う自然災害が今起こったら!!」
[4] 災害時におけるボランテイア活動の基本と心構え
災害時のボランテイア活動における自発的で臨機応変な対応方法
(資料参照:PDF)
[5]防災・減災のための安心・安全のまちづくりボランティア活動
★ 福岡・天神の「消しゴム隊」の事例 環境と防災と助け合い・目配り体制
★「いてもたってもおられん隊」市民災害救援ネットワーク
★ 日常の備えと緊急対応 増える地域防災会
★ 共に生きる社会の復興への自立と連帯
[6]行政やNPO・ボランテイア団体のとの連携・調整のあり方
災害ボランティアのネットワーク化:自助、互助、公助の連携
[7] 心豊かな生活へのシステム構築(UD ユニバーサル・デザインの町づくり)
年齢、性別、障害などの有無に関わらず、誰もが安全で利用しやすい製品、建物、環境など、すべての人々が生活しやすい社会をデザインすること。そのため地域住民、ボランティア、NPOなどと行政、企業、学校などのパートナーシップが不可欠。
[8] 地球の未来のために8つの目標
★ 動機やニーズ、得意分野などを聴き、役立つ情報や資源を提供。
★ 人と人、人と組織を対等に繋ぎ一方的な人間関係や上下関係などが生じないよう調整をはかる。
★ 他者と協働する意義に着目し、ネットワークづくりを推進。
★ 問題意識を共有する場をつくり、双方向の議論に互いが学び、次の課題の発見につなげる。
★ 社会づくりや組織活動・運営を認識し、活動の企画や実施、評価に参加できるしくみをつくる。
★ 困難な課題を社会に開き、多様な人々が出会い、より良い社会の創造に向かう。
[9] 安全で共に生きる社会の創造を訓練だけでなく、日頃の生活様式、地域力で備える
★ 生活者としての自立と連帯
★ 「民官」の協働の社会づくり
★ 行財政構造改革と市民エンパワーメント
[10] おわりに
忘れず、学び、伝え、そして守る
参考資料
災害救援ボランティア・マニュアル
パワーポイント映像(人と防災未来センター製作)