[チャンドラゴーナ通信1]2006/6/20 宮川 眞一
皆様、ご無沙汰して申し訳ありません。宮川@チャンドラゴーナです。
早いものでチャンドラに来て、もう1ヶ月が過ぎてしまいました。ダッカの喧騒を離れ、自然に囲まれた場所で、ゆっくりと流れる時を過ごしています。とはいえ、今はワールドカップ熱がすごく、ブラジル・アルゼンチンの国旗が町中に・・病院のレジデンスにも沢山ひるがえっています。病院での朝の話題も、帰りの話題もWCです。(こっちのTV放映は午後7時ごろからで、とってもイイ時間帯です。)
さて赴任後、最初の週は、居住予定の家の用意が整っておらず、ゲストルームに仮住まい。内の工事や買い物等アレンジで終わり、次の週から病院デビュウしました。レジデントの移れたのは10日後でした。少しでも住みやすいようにと、病院のスタッフを始め、看護学生たちも、みんな親切にしてくれていて、とても心地よく暮らし始めています。
ステファン院長から最初の1ヶ月はローテートするのがいいとのことで小児科に2週間、ニコラ医師(UK)につきました。彼女はイギリスのバプテストミッションから夫のクリス医師(麻酔科医)と一緒に1年の予定で来ています。
その後内科で1週間が過ぎたのですが、始めから、どこから噂が回ったのかエコー検査を何件も頼まれ大変でした。
というのも、ここに来る前にダッカのICDDR,B(通称コレラ病院)で患者さんは診ていたんですが、まだまだベンガル語は未熟だし、薬も違うし、慣れるまでには、相当かかると思うからです。今は普通に診療になれるのが先決。(年のせいもあってか、覚えが悪い?前からだと、突っ込まれそうですが・・・)
4週目に入るところで臨床を一時中断して、現在はプロジェクトのデスクワーク(モバイルチーム(移動診療チーム)の薬の決定・・価格などと必需品をにらみながら、診療マニアル;これが私の責任)に入っています。(プロジェクトの概要は後日ゆっくり書くつもりです。)
現状が把握し切れていないので大変ですがディポック医師(インド)が助けてくれています。彼は若いですが非常に頭の切れる人で、インドの母校関連のプロジェクトの経験もあり、状況の似ているバングラでは、なくてはならない人選だったと思います。 彼は院長と同じ医大の公衆衛生学教室から、このプロジェクトのために赴任しています。
来月初めにはモバイルチーム始動の予定です。 そんな、こんなで疲れ気味ですが、お蔭様で充実したスタートを切れております。感謝です。
近いうちに写真をブログに送るつもりですのでご期待下さい。
宮川眞一
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