[チャンドラゴーナ通信2]2006/7/4 宮川 理世

 いつも御支援ありがとうございます。

 年の初めには、私の疾患に伴う突然の帰国で皆様にはご心配をおかけいたしました。この度、バンコクでの再検査では、お陰様で思ったよりも良い結果がでました。夫婦、そして日本にいる家族みんなでほっとしております。御気遣いありがとうございました。さて、半年間のダッカ生活も終わり、チャンドラゴーナへ移り新しい生活が始まりました。

 チャンドラゴーナは緑のきれいな田舎で、丘や田圃が多く、まるで日本に居るような気分になれるところです。お陰様でこれといったトラブルもなく病院での生活をスタートすることができました。病院に到着後、住む予定の家はすぐ入れる状態ではなかったので、病院のスタッフの方々のお力を借りて日用品の買い出し、必要な修理、電化製品の設置等、一週間ほどかけて準備しました。その翌週から眞一の仕事も始まりました。5月末からは料理人、兼 お手伝いという名目でオニールというベンガル人のおじさんが、朝9時から14時、17時から20時まで週6日来てくれています。彼はステファン院長からの紹介で、以前から病院の料理人として働いていた方です。病院からは歩いて15分ほど離れた村に奥さんと、子供2人、兄とその家族の7人で暮らしているそうです。私の下手なベンガル語や文化の違いもあり、コミュニケーションをとるのが大変な時もありますが、料理のセンスはとても良く美味しいものを作ってくれるので毎日楽しみです。また、何事も丁寧で気が利くので私のようなずぼらな主婦には大変有り難い存在です。

 新しい生活で特に問題はありませんが、強いていえば家の中にヤモリや蛙、蟻やゴキブリ等招かざる同居者が多いのが悩みの種です。
 慣れてきたとはいえ、とくに爬虫類嫌いの私にとって毎日敵に囲まれて暮らしている気分です。冷凍庫の中からショウガだと思いとりだそうとしたものが凍ったヤモリだった時には、心臓が止まりそうでした。みなさん、もしヤモリを寄せ付けない良い方法をご存じでしたらぜひ教えて下さい。

 こちらでは激しい雨、そして蒸し暑い日々が続いております。日本もすでに暑いと思いますが、お元気でお過ごし下さい。
又、お便りいたします。 
宮川理世
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