第2回宮川真一、理世さんを支えるお祈り会



・日   時 2月25日(日)18:00〜19:30
・場   所 日本基督教団甲子園教会付属武庫川幼稚園 集会室
・住   所 西宮市松並町9-4 地図参照
※JR甲子園口駅北へ徒歩10分名神高速と武庫川が交わるところです。
・内   容 (1)宮川さんの理世さんの近況報告
       (2)お祈り会
       (3)懇談
・連   絡 090-2591-4296(はりき携帯です)
*第1回は2006年12月10日に日本基督教団神戸栄光教会にて開催されました。報告は、チャンドラゴーナ会会報3号に掲載。

 現地チャンドラゴーナの宮川さんから、祈祷会に際しての課題のメッセージが届きました。

甲子園教会での祈祷会に際して
皆様、御無沙汰しております。 甲子園教会での神学生・浪人時代の独立園舎での祈祷会風景を思い出しながら、この文章を書いています。今日は、お忙しい中私達のことを覚えて集まっていただき本当にありがとうございました。

 最初に私の年末からの近況をお話しいたします。 クリスマスから年末年始はチャンドラゴーナで楽しく過ごしました。 年が明けバングラデシュは1月22日に予定されていた総選挙は延期、現在はケアテイカーと呼ばれる選挙管理政府が準備を進めています。非常事態宣言が出された後、ゼネストが禁止され、市民の生活は一見落ち着いてきたようにも思えますが、2月に入り、政界有力者など大規模な一斉逮捕が行われ政党間の武力衝突にも予断が許せません。 そのような中、チャンドラゴーナキリスト教病院の近郊で我々のプロジェクトが展開されるチッタゴン丘陵地帯は、より一層の緊迫状態にあるといえるでしょう。

 プロジェクトは、モバイルチーム(巡回医療チーム)が始動し、2地区でBMW(2ヶ月のトレーニングを受けた村に住んで保健師のような仕事をする婦人)の仕事も始まりました。 残る2地区のトレーニングを現在病院内施設で行っているところです。巡回医療チーム全体の管理を担当していますが、微力ながら診療にも加わっています。
 診療の方は病院内では複雑症例のコンサルテーションを受け、病棟入院患者を主として診ています。又病院内システムの改善、医療廃棄物問題等、徐々に話し合いながらすすめていっています。

 一方、理世は、トブラーという民族打楽器を習い始めました。スタッフナースに英語を教えたり、術後処置のプロトコール(日本語)を英訳したり、週に2−3回リハビリテーション科でイギリス人理学療法士のマンディーとアロマテラピーを施術し、時々うつ病の診断心理テストの施行を手伝ってくれています。
 おかげさまで、2人とも1ヶ月に1回ほどはチッタゴンに出て息抜きしながら、特に大きな問題もなく楽しくやっています。

 祈りの課題として以下のことを覚えて祈っていただけると幸いです。
1)混乱した政局の中、人権を侵害されたり生活が脅かされたりする人がいること。
2)継続しているチッタゴン丘陵地帯での少数民族と入植者の対立が早く平和的解決に向かうように。
3)病院で始まった地域医療プロジェクトについて
4)医師・ナース他、医療者の病院内での活動について
5)付属看護専門学校に学ぶ看護学生たちについて
6)病院内バプテスト教会に専任牧師が与えられますように
7)貧困の為に奪われていく命について
8)働きたくても職が与えられない人たちについて
9)病気や少数であることを理由に差別されている人たちについて
10) JOCSの活動・職員・ワーカーについて

若者のクリスマス祝会モバイルクリニック診療風景川を渡り丘陵地帯に向かうモバイルチーム

若者のクリスマス祝会

モバイルクリニック診療風景

川を渡り丘陵地帯に向かうモバイルチーム





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